伊坂幸太郎さんの「AX アックス」に収録されなかった「Drive」が、試し読みできるそうです。
「AX アックス」は、「AX」「BEE」「Crayon」「EXIT」「FINE」の5編が収録されている連作集です。
各編の頭文字が「A」「B」「C」「E」「F」となっているのですが、「D」が抜けているんですよね。
「D」は「Drive」の頭文字です。
「小説 野性時代」2015年11月号に「Drive/イントロ」が掲載されました。
それは「Drive」の三分の一に当たるもので、その後、その続きは書かれておらず、「D」は未完成なのです。
そのため、幻の「D」となりました。
その、幻の<殺し屋シリーズ>未完中編「Drive」が、期間限定で試し読みできるそうです。
2015年10月、「小説 野生時代」に掲載されたものを読んだときの、わたしの感想が、旧ブログ「紙飛行機文庫」にありました。
その号の「小説 野生時代」は、映画「グラスホッパー」が、もうすぐ公開という時期に発売になったようで、映画に関する特集も載っていたらしく、感想は主に、その記事に関するものでしたが。
それでも、やっぱり「Drive」の続きを楽しみにしていると、書いていました。
(2015年10月15日「野生時代を読みました」の記事はこちらです)
幻の「D」を、web上で読めるのは、2020年4月30日までの期間限定です。
お早目にどうぞ。
カドブンさん、ありがとうございます。
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