2019-01-01から1年間の記事一覧
「このミステリーがすごい! 2020年版」に、伊坂幸太郎さんの新作情報が載っています。 「人気の作家62名に聞きました!私の隠し玉」のページです。伊坂幸太郎さんのデビューは、2000年の12月。ということは、来年の2020年は20周年ですね。記念の年に、どんな…
2019年も最終月となりました。今年も、ブログ「本棚のしおり」において、伊坂さんの名言を書き留めてきました。「本棚のしおり」を始めた2015年の年末に「俺の2015年」というタイトルで、二次創作文を作りました。伊坂さんの名言と本のタイトルと絡めたもの…
NHK出版のWEBマガジンにて、伊坂幸太郎さんと上白石萌音さんの対談を読みました。上白石萌音さんは、大の伊坂さんファンでいらっしゃいます。その上白石さんが、伊坂さんに、いろいろなことを質問してくださっている、一問一答形式の対談です。なるほど、な…
9月21日。映画「アイネクライネナハトムジーク」を観に行ってきました。原作ファンのわたしです。原作を読んでいる身としては、映像を見ながら、原作を思い起すことたびたびです。そうかー、映画ではこう来るか!原作に忠実な部分、映画オリジナルな部分。そ…
本日、9月20日 映画「アイネクライネナハトムジーク」公開です。 いよいよ、観ることができる日がやってきました。小説、コミック、映画。それぞれに楽しみたいと思います。 映画『アイネクライネナハトムジーク』今泉力哉監督インタビュー 「アイネクライネ…
「小説 TRIPPER (トリッパー) 2019年 秋号 」森絵都さんの特集に、伊坂幸太郎さんが寄稿されているエッセイを読みました。『カザアナ』が面白すぎる伊坂幸太郎さんは、最近、おススメの本を聞かれるたびに『カザアナ』が面白すぎるとおっしゃっているそうで…
雑誌「ダ・ヴィンチ 2019年10月号」に伊坂幸太郎さんのインタビューが載っています。『アイネクライネナハトムジーク』が描く<出会い>よりも大切なこと 伊坂幸太郎さんは、このインタビューの中でおっしゃっています。「映画で気に入っている部分は原作に…
いくえみ綾さんの「アイネクライネナハトムジーク (下) 」を読みました。 最後に、伊坂幸太郎さんのあとがきもありました。伊坂幸太郎さんの小説も、いくえみ綾さんのコミックも、どちらも大好きです。 ----------------------------------------------- 紙…
映画「アイネクライネナハトムジーク」の公開は来月、9月20日からです。 8月21日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで完成披露上映会が開催されたようです。一足先に映画を鑑賞された方が、うらやましいです。その完成披露上映会での会見の模様が、「ムビッチ…
「クジラアタマの王様」に関するインタビューです。小説丸の「今月のPICK UP」で読みました。「きらら」2019年9月号にも掲載されているそうです。小説丸>インタビュー>著者インタビュー>今月のPICK UP>>伊坂幸太郎さん『クジラアタマの王様』小説とコミ…
2019年8月7日「クジラアタマの王様」を読みました。 感想 <クジラアタマの王様> やっぱり、伊坂幸太郎さんは、読者を楽しませてくれますねえ。新刊が出る度にそう思うのは、想像したことのないモノとの出会いであったり、ファンをニヤリとさせてくれるサー…
8月6日発売の「ダ・ヴィンチ 2019年9月号」にうれしい特集があります。伊坂幸太郎さんの「クジラアタマの王様」の特集です。早速、読みましたよ~。「伊坂幸太郎の新たな挑戦」とあります。小説とコミックの組み合わせ。この新たな挑戦についてお話しされて…
いくえみ綾さん作画の「アイネクライネナハトムジーク」 第6話の後編で、いよいよ最後です。 わああ、いいな、いいな。 やっぱり「アイネクライネナハトムジーク」はいいなー。 8月9日 12:00までは、無料で読めるようです。 Webマンガサイト【comicブースト…
「ミステリマガジン 2019年 09 月号 」に掲載されている、伊坂幸太郎さんのインタビューを読みました。 「クジラアタマの王様」に関する内容です。螺旋プロジェクトについてもお話されています。また、次回作についても、ほんの少し触れられていました。 ---…
2019年4月27日「シーソーモンスター」を読みました。 感想 <シーソーモンスター> 螺旋プロジェクトによる、昭和後期と近未来の物語です。「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」の2つの中編が収められています。その中に、手紙と絵本が出てきます。…
2018年11月21日「フーガはユーガ」を読みました。 感想 <フーガはユーガ> 最後の章で、涙が出てきました。自分でも、どういう意味の涙なのか、説明のできない涙です。温かく、ホッとする感情。ありがとうと言いたくなる思い。うん、うん、そうでなくちゃね…
2017年10月1日「ホワイトラビット」を読みました。 感想 <ホワイトラビット> またまた、伊坂さんに「まいりました」と申し上げます。騙されてしまいました。 騙されることが、こんなにうれしいなんて、伊坂さんの小説でしか味わえない感覚です。 黒澤は、…
2017年8月6日「AX アックス」を読みました。 感想 <AX アックス> 世の中の小説には「伊坂幸太郎さん」というジャンルがあると、常日頃から思っています。 「AX アックス」も、まさにそのジャンルのお話で、うれしくなりました。ユーモア・名言・会話の楽し…
2016年4月6日「サブマリン」を読みました。 感想 <サブマリン> 表紙のこと 表紙を見たときに感じました。 「チルドレン」は青い空の色、「サブマリン」は輝く太陽の色。 「サブマリン」を読む前は、そんなイメージの色使いなのかなと思っていました。 少年…
2015年10月12日「陽気なギャングは三つ数えろ」を読みました。 感想 <陽気なギャングは三つ数えろ> 「さて、みなさん」という響野の言葉で始まる「陽気なギャングは三つ数えろ」です。 最初から「お帰りなさい!」「待っていました!」とわくわくさせても…
2015年3月3日「火星に住むつもりかい?」を読みました。 感想 <火星に住むつもりかい?> ヒーロー捜しのお話です。 一体、ヒーローは誰なのでしょうね。 「全員は助けられない」 久慈羊介の頭にある教訓です。そうなんですよね。バットマンでも、仮面ライ…
2014年12月12日「キャプテンサンダーボルト」を読みました。 感想 <キャプテンサンダーボルト> 『握った拳をグッと突き出し、そのまま、「ウオオオオ」と感動の唸り声をあげていた』 相葉時之と井ノ原悠が「鳴神戦隊サンダーボルト」の映画を観たときのこ…
2014年10月04日「アイネクライネナハトムジーク」を読みました。 感想 <アイネクライネナハトムジーク> 「アイネクライネナハトムジーク」この本の帯には、こう書いてあります。 ------------------------------------------------------------- ごく普通…
2014年2月9日「首折り男のための協奏曲」を読みました。 感想 <首折り男のための協奏曲> ----------------------------------------------------------------------------------------「協奏曲」<世界大百科事典 第2版の用語解説より> 単数または複数の…
2013年8月10日「死神の浮力」を読みました。 感想 <死神の浮力> エピローグは、僕・山野辺が語る形で始まる。 次の章「一日目」は、私・死神の千葉が語る。その後「二日目」から「七日目」まで、僕と私が交互に語るという形で話は進む。 死神の千葉が山野…
2013年2月29日「ガソリン生活」を読みました。 感想 <ガソリン生活> 家族愛がつまった、ほのぼのとしたミステリーだった。 車と車が会話をする。その会話によって物語が進行していく。 車自身に見えないものや、聞こえないものは、車も語ることができない…
2012年12月12日「残り全部バケーション」を読みました。 感想 <残り全部バケーション> いいお話だった。それに尽きる。 読み終わった時、わたしは、ニヤリとしている自分がおかしかった。 単行本 「残り全部バケーション」この本は、今までに伊坂さんがす…
2012年8月15日「あるキング」を読みました。 感想 <あるキング> 「あるキング」の単行本が出たとき、今までの伊坂さんの作風とはガラリと変わったものだと聞いた。そのせいか、文庫本になるまでの約2年間、「あるキング」の単行本を手にとる機会を失くして…
2012年6月23日「夜の国のクーパー」を読みました。 感想 <夜の国のクーパー> 1回読んでみて、すべてが明らかになった後、再度読んでみる。その再読で、味が出てくるお話だと思った。 伊坂さんお得意の「伏線の回収劇」わたしは、残念ながら、最初は、その…
2012年3月20日「PK」を読みました。<ネタバレ注意> 感想 <PK> 読みすすめればすすむほど、「あれ?この話、どっかで読んだ気がする」という場面が増えてくる。 読み終えたとき、すべてがつながっていた、という気持ちよさを感じつつ、もう一度、時系列を…