パズルと天気　＜伊坂幸太郎さん＞ - 紙飛行機文庫＜紙飛行機ドットコム＞

「パズルと天気」を読みました。
2025年6月11日　感想とあらすじを書きました。
ネタバレ・本文引用を含みますので、未読の方はご注意ください。

感想　＜パズルと天気＞　

すでにアンソロジーで発表済みの４編と、書きおろしの１編を加えた1冊です。
巻末には、伊坂さんの「各短編について」が掲載されています。
過去の短編を収録するにあたり少し書き直したと、伊坂さんはインタビューでおっしゃっています。
※ 好書好日

その「少し書き直した」が伊坂さんマジックですよね。
別々のアンソロジーに収録されていた作品を、１冊の本にまとめる。
それが伊坂さんにかかると、別々のお話のそれらがどこかでつながっている感が加わるのです。

あれ、この人どこかに出てきたよね。
ん？このエピソードって！　このキーワードって！
それらを見つけるたびに、テンションが上がります。

伊坂幸太郎さん